中長距離の引越し

引越し見積もりで大きな開きが出るのが中長距離の引越し。

 

移動距離や荷物の配送方法によってかかるお金が全然違います。

 

また、盲点になるのが移動にかかる交通費や、ホテルなどの滞在費。引越しの見積もりを安くすることだけにこだわっていると、思わぬところで出費が膨らむ原因になります。

 

大手業者から選ぶことが基本の中長距離の引越しは、どこにお金をかけて、どこを節約するかがポイント。

 

そのポイントを間違えないように、注意すべきことをお教えします。

中長距離の引越しはなぜ大手業者を選ぶべきなのか?

中長距離の引越しなら、地域密着型の小さな地元業者より、日通やアート引越センターのように全国各地に営業所がある大手業者を選ぶようにしましょう。

 

大手業者って高いんじゃないの?
と思うかもしれませんが、中長距離の引越しの場合は大手の方が結果的に安く済むことが多いです!

大手業者は選べる引越しプランが豊富

大手の会社と契約

地元業者はトラックを貸し切って荷物を配送するチャーター便がメインなのに対し、大手業者では貨物を使ったコンテナ便や混載便など、用途に応じて様々なプランを選択することが可能です。

 

引越しにかけられる予算と、引越しにかけられる日数を天秤にかけながら引越しプランを立てられるというのが大手業者を選ぶメリットです。

 

また、移動距離が長くなる分心配になる荷物の破損

 

この点においても、大手引越し業者はサポートがしっかりしているので安心して任せられます

 

小さな地元業者の場合は何100kmも離れた引越し先に営業所を持っていない可能性が高く、引越し先の荷卸しは別業者が行うケースが目立ちます。

 

荷物の積み込みと荷卸しが別業者の場合、荷物が破損していた時に「どちらの責任問題か」というトラブルが起こりやすいもの。

 

その点、大手業者なら全国各地に拠点があるので、荷物の積み込みから荷卸しまで一社で請け負ってくれるという安心感があります。

 

やっと引越しが終わって今から片付けという時に、荷物の破損で業者と大モメするなんて時間がもったいない!

 

大手業者なら万が一の破損時にも、対応がスムーズなので安心です。

大雑把なスケジュールができたら見積もりをとる

スケジュールが出来たら見積もり

いつごろまでに引越しするかという大雑把なスケジュールが決定したら、なるべく早い段階で複数の大手業者から引越し見積もりをとりましょう。

 

この時の選び方のポイントは、短距離引越しをメインにしているような業者ではなく、中長距離を得意としている業者を選ぶこと。

 

3社くらいから見積もりをとれればベストです。

 

引越しの日にちに融通がきくようなら、複数の荷物を1つのトラックで配送する混載便を利用して安く済ませるという手があります。

 

ただし、地方からの引越しでは、利用者が少ないせいでなかなかトラック1台分の荷物が集まらずに配送日が伸びることが多いです。

 

荷物が集まらなければ運送日時は決定しないため、引越しの日にちに1週間程余裕があって、かつ都心から引越しするという場合に利用するといいでしょう。

 

この日までに絶対引越ししなきゃいけない!という人は、避けた方が無難なプランですね。

できるだけ荷物を減らすことを考える

引越しは、荷物が多ければ多いほど人件費や運搬費がかかって高額になります。

 

中長距離の引越しは特に高額になりやすいので、出来る限り荷物を減らすように心がけましょう。

 

特に思い入れのある物でなければ、引越し前に売却してしまって買い直す方がおすすめです。

単身者の引越しで無理なく引越し費用を節約する方法

単身者の引越しは、状況次第でいくらでも節約することができます。

 

トラックを使うだけが引越しではありません。

 

単身者なら宅急便を使ったお得な引越しが可能です。

 

引越しにかけられる日数、引越し先で必要なものを明確にしてお得な引越しを叶えましょう!

手持ちの家電が引越し先で使えるかチェック

引っ越し電圧

日本は、大阪などの関西側は60ヘルツ、東京などの関東川は50ヘルツと地域によって周波数が違います。

 

ここで注意してほしいのが、大阪で使っていた60ヘルツの家電は、東京では使えないということです。

 

最近の家電は両方の周波数に対応しているものが多いのですが、単身者向けの安価で小型の家電はどちらかの周波数にしか対応していないこともあります。

荷物が少ないなら単身パック+宅配便

大型の家電を引越し先に持っていく予定がなければ、単身パック+宅配便を利用する方法がオススメです。

 

宅急便は荷物のサイズで運賃が決まるので、大きなものは単身パック専用のボックスに積みます。

 

単身パックで入りきらない分を宅配便で送るようにしてください。

 

はこBOON

宅急便の利用でお得なのがはこBOON。

 

自宅まで集荷には来てもらえず、近くのファミリーマートに持ち込んで受付してもらう必要はありますが料金が明確で安いのでオススメです。

 

3辺の長さの合計が160pまでの料金は一律で、重量次第で料金が決まります。

 

大阪〜東京間の場合2kg以下なら701円、最大重量の25sでも1728円です。

 

ちなみに、同じ160サイズのものをクロネコヤマトで送ると1944円、ゆうぱっくだと1930円かかります。

 

クロネコヤマトやゆうパックは持ち込み割引などのサービスもありますが、それらを利用しても50〜100円値引きされる程度。

 

近くにファミリーマートがある人は、単身パック専用ボックスに重いものを入れて、軽いものをはこBOONで送ると引越し料金が節約できますよ。

 

ちなみに、パソコンなどの精密機械はクロネコヤマトのパソコン宅急便がオススメ。

ヤマトの精密機器

引き取りに来た宅急便業者の人がその場で専用資材に梱包し、配送してくれます。

 

通常の宅配料金+600円〜1400円(サイズによる)の料金で利用できるうえに、30万円までなら万が一の時に保証してもらえるので安心です。
ただし、データは保証対象外なのでバックアップを取るのを忘れずに。

旅行かばんひとつに生活必需品があれば何とかなるのが単身引越し

カバンひとつで泊まる

荷物の到着が数日遅れても問題なければ、お得な運送プランで引越しできてしまうのが単身のメリットです。

 

旅行かばんの中に、必要最低限の生活必需品が入っていれば、家具や家電がなくなった部屋でも取りあえずは住むことができます。

 

真冬の場合には布団がないと困りますが、夏場なら数日布団がなくても問題なし。

 

ちゃんとベッドで眠りたいという場合には、ビジネスホテルを利用するという方法もあります。

ファミリーで無理なく引越し費用を節約する方法

一番大変なのが、ファミリーでの中長距離の引越し。

 

子供の年齢にもよりますが、移動だけで皆ぐったりして引越し当日は片付けどころじゃありません。

引っ越し荷物は希望日に到着しないことも想定しておく

中長距離の引越しは、交通状態や運送方法によって荷物の到着日が前後してしまう可能性があります。

 

到着予定日から2〜3日以上届かないと困るようなものがある場合には、宅急便の日時指定サービスを使って送るようにしましょう。

 

大きくて軽いものならはこBOON、小さくて重いものならゆうパックを使うのがオススメです。

 

子供が小さい場合、離乳食チェアや離乳食グッズなどは引越し当日から必要です。

 

しばらくの間部屋中ダンボールだらけで片付いていなくても、子供の世話に関係するものが今まで通り揃っていれば、お母さんの精神的ストレスはカナリ軽減されます!

 

すぐに使いたいものは1箱にまとめて宅急便で送っておきましょう。

 

引越し当日に何時につくか分からないという場合は、最寄りのコンビニで受け取れるように手配しておけば到着時間を気にすることなく荷物を受け取れます。

荷物が多い場合に便利なチャーター便の注意点

引越金額

荷物が多いと引越し費用はカナリ高額になります。

 

荷物を減らさずにお得に引越しをしようと思ったら、ドライバー付きでトラックを貸してもらうチャーター便を利用するといいでしょう。

 

荷造り、トラックへの搬入、荷卸し、部屋への運び込み等すべてを自分たちで行うため、引越し費用が大幅に節約できます。

 

ただし、小さい子供がいる場合はいくらお得でもチャーター便は止めておきましょう。

 

搬入作業を自分たちだけでやらなければいけないので、子供の世話をしている暇は0!

 

次から次へと荷物を運ぶことだけに集中しなければいけません。

 

長距離での移動に加え、荷物の搬入で1日の体力を使いきってしまうことが可能性が高いです。

 

親せきや友人が手伝ってくれるという場合には問題ないかもしれませんが、その後の片づけや育児を考えると避けておいた方が無難です。

荷物が少ないならコンテナ便+宅急便がお得

荷物の量が少なめなら、貨物列車やコ航空機を使って荷物を運送するコンテナ便を利用して引越し料金を抑えることができます。

 

大きさの決まったコンテナに荷物を抑える必要があるので、入りきらない分に関しては宅急便を利用するといいでしょう。

 

ただし、コンテナ便は荷物が到着するまでに日数がかかります。

 

自宅から荷物を運び込んだ後ターミナルに到着しても、ある程度コンテナが一杯にならないと運送されない仕組みだからです。

 

引越し日数に余裕があって、数日は届かなくても大丈夫という場合に利用するようにしてください。

 

引越し中の破損

また、もう一つ注意してほしいのが運搬中の破損です。

 

貨物列車の場合は連結時の衝撃で段ボールが崩れ落ちたり、割れ物が破損してしまうというトラブルも多く発生しています。

 

荷物を積めるときは隙間なくダンボールを詰め込むようにして、コンテナ内で段ボールが崩れてしまわないような工夫が必要です。

 

割れて困るものや高価なものは積まない方がいいでしょう。

ファミリー引越しはトータルでかかる費用を考えよう

コンテナ便や混載便を使ってお得に引越しを行っても、生活必需品が新居に届かなければ生活はできません。

 

単身ならなんとでもなりますが、ファミリーで寝具や家電無しでは生活はままなりません。

 

何日も親戚や友達の家にお世話になるわけにもいきませんから、数日間はホテルで過ごすことになります。

 

しかし、1日のホテル代、食事代だけでも相当な額です。
数日間洗濯もできないので衣類も多めに必要です。

 

小さい子供は着替える頻度も多いので、それだけで大荷物になりますよね。

 

ファミリー引越しの場合、日数はかかってもお得な運送方法(混載便、コンテナ便)を選ぶのが必ずしもお得だとは限らないということです。

 

多少高くても、トラックを使って確実に荷物を届けてもらうほうがホテル代などはかからないで済みます。

 

引越し費用だけではなく、滞在費などもトータルで計算してお得かどうか判断するようにしてください。

中長距離引越しのまとめ

引越しの大雑把な日程が決まったら、中長距離引越しを得意としている大手業者から見積もりをとりましょう。

 

日数に余裕があるかないかで選ぶプランが大きく違うので、なるべく早い段階で見積もりをとるようにしてください。

 

引越しの荷物

単身者の場合は、なるべく荷物を減らして宅急便を利用するのがオススメ。

 

はこBOONなど、お得な運賃で利用できる業者を選んでくださいね。

 

精密機械などデリケートなものは専用の宅配パックを使うと安心です。

 

最も大変なのがファミリーの引越し。

 

見積金額の安さだけを優先すると、当日の宿泊代などで思わぬ出費が膨らみかねないので、トータルで費用を計算する必要があります。

 

また、子供が小さい場合には生活必需品だけでもすぐに使えるように、宅配便の日時指定を利用するといいでしょう。コンビニ受け取りにしておけば時間帯を気にする必要もありません。

 

中長距離引越しは、運送方法で引越し料金が大幅に変わります。

 

それぞれのメリット、デメリットを天秤にかけてどのような引越し方法にするかを選んでくださいね。

 

ファミリーでの引越しはスケジュールを立て事前準備をすることで安く済ませる