印鑑

賃貸契約の内容をしっかり確認しないままに印鑑を押してしまったという人、多いのではないでしょうか。

 

敷金トラブルの原因の多くは、賃貸契約内容の確認不足よるものです。

 

「そんなこと聞いていない!」と退去時にトラブルになってしまうのです。

 

「特に問題ないだろう」と決めつけてしまわずに、何が書いてあるかどうかを自分の目で確認することが大切です。

 

最初の確認を怠ってしまうと数十万円損することだってあり得ます。

 

このひと手間で、引越しする時に返ってくる敷金の金額に大きな差が出ますよ。

賃貸契約の内容をチェック

新しく賃貸住宅を借りる前には、必ず賃貸契約を結びます。

 

その時に確認しておくべきポイントを簡潔にまとめました。

 

敷金トラブルになりやすいポイントを3つに絞り込んだので、必ず確認してください。

重要事項説明って何?

引っ越し契約 

重要事項説明は、賃貸住宅を契約する前に必ず行われるものです。

 

もしも説明がないままに契約という流れになったら、大家さんに確認してください。

 

重要事項説明は、法律で行うことが決められているものだからです。

 

重要事項説明では、大家さんと家を借りる人との間で結ぶ約束事についての説明を受けます。

 

この時に交わされる賃貸契約書の中には、賃貸住宅の情報(住所や、構造、地区年数、家賃など)、どんな設備が備え付けられているか、解約についての約束事などが書かれています。

 

一番最初に確認すべきは解約についての約束事です。

 

この部分の説明が一番長く難しい内容なので、読む気が起こらない人がほとんどでしょう。

 

しかし、ここを確認するかどうかで返ってくる敷金の額が変わると思ってください。
それくらい、重要なことが書かれています。

 

解約に関する部分は内容が複雑で分かりにくいので、その場で理解したつもりになって印鑑を押さないようにしてください。

 

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大家さんの都合がいいような言い回しをされていることも多いです。

 

書類は必ず一度持って帰って、家でゆっくり読んでから印鑑を押すのが鉄則です。

 

印鑑を押す前であれば、契約を取りやめても一切お金は発生しないと法律で決められているのでご安心を!

絶対確認すべき3つのポイント

ズラズラーっと小さな字が並んでいるので、ついつい読み飛ばしたくなってしまいますが、以下の3つについては必ず確認してください。

 

内容をコピーしてマーカーで色を付けておくと、引越し時に見直すことが出来るので便利ですよ。

解約予告の時期

引越しする時には、契約書に書かれた解約予告時期より前に「退去する」ということを大家さんに伝えなければいけません。

 

契約の約束

解約予告が1か月前なのに、引越し2週間前に連絡したら、住んでもいないのに1か月分の家賃が請求されてしまいます。

 

注意してほしいのが「3か月」などと書かれている場合。

 

引越しが3か月も前に決まることは滅多にありませんし、引越しの日を決めるのだってせいぜい1か月前です。

 

3か月と書かれていたら、余分な家賃が2か月分発生する可能性が高いです。

 

いずれ引越すことも考えて、大家さんに交渉しておきたいところです。

 

原状回復の部分について

退去する時には、借りた状態に回復して返すようにということが書かれています。

 

ちなみに、普通に住んでいたらついてしまうような家具の設置跡や、畳やクロスの日焼けに関しては、借りた側に原状回復の義務はありません。

 

退去時に請求されるようなことがあれば、その点をはっきり伝えましょう。

 

3つ目は特約です。8回引越しを行いましたが、特約部分は大家さんによって全然違います。

 

特約は、一般的に結ばれる賃貸契約の内容に、大家さんが独自でつけた「約束事」です。

 

本来は借りた側に責任がないことであっても、特約で書かれていたら敷金から支払わなければいけなくなってしまうのです。

 

私が実際に経験したのは、

 

  • 「鍵の交換費用負担」
  • 「退去時のエアコンクリーニング費負担」
  • 「畳の状態に関係なくすべての張り替えの費用負担」

 

というものでした。

 

畳の張り替え費用は4〜5万円請求されました。

 

内容をしっかり確認しないままに契約してしまったので、退去時に敷金で払いきれず追加支払いする羽目に・・・。

 

払わなくてもいいところで敷金を請求されないためにも、内容を確認して納得のいかない部分に関しては大家さんに交渉するようにしましょう。

 

とはいえ、あまりに口うるさく言うと入居を断られてしまうこともあります。

 

「退去時にトラブルになるかもしれない」ということを念頭に入れて、傷や汚れなどの証拠をしっかりとデータ化しておきましょう。

入居時の部屋の状況をチェックしてデータ化

データ保存

賃貸契約を結んだあとにもやることがあります。

 

引越しの家具が運び込まれる前に、住居時の部屋の状態をチェックして、敷金トラブルを起こさないために「証拠」をデータ化しておくのです。

 

荷物が運び込まれていない状態で、大家さんと一緒に傷や汚れの状態が確認できればベストですが、断られてしまうことが多いです。

 

大家さんに確認しきれない部分に関しては、写真に撮ってデータ化することで退去時のトラブルを回避しましょう。

 

また、傷や汚れのある個所は大家さんと口頭で確認したから大丈夫、と思わないでください。

 

口約束は、退去時に何の効果も発揮しません!

 

私も経験がありますが、口約束だけでは「証拠は?あなたが傷をつけたんでしょう?」と言われます。

 

そうならないためにも、しっかり証拠を残す必要があるのです。

 

カメラ保存

写真を撮るときには日付を設定して、その個所のアップ写真を1枚、全体の構図が分かる写真を1枚、合計で2枚撮影します。

 

「これくらいいいかな?」は禁物。

 

これくらいいいかな、と思った箇所を退去時に請求されるのはよくあることだからです。

 

1つ1つの傷や汚れが、敷金に関係しているということを心得て、気になる個所は全て写真に撮っておきましょう。いざという時に役に立ちますよ。

 

担当者とのやりとりをメモ

引越しする時になって、契約時の担当者がいなくなってしまうことがあります。

 

これは私も経験がありますが、「当時の担当者は辞めてしまって連絡が取れないから分からない」の一点張りで、敷金交渉の話が進まなくなることがあります。

 

このようなトラブルを防ぐ為には、当時の担当者とのやり取りをメモに残しておくことです。

 

担当者の名前、日付も忘れずに書いておいてください。
もらった名刺を一緒に保管しておくといいでしょう。

 

できれば口頭で話したことを書面で残してもらうのが一番ですが、そんなことをいうとかなりの確率で嫌がられます。

 

どうしても書面で残してもらいたいこと1〜2点だけを手書きで記載してもらい、あとは自分でメモを取るようにするといいでしょう。

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