引越しの時、費用も手間もかかるエアコンを新居に「持っていくべき」か「買い替えるべき」か迷いますよね。
「新しく買うのはもったいないから使い続けたほうがいいはずだ」と思っている人も多いのではないでしょうか?
今まで使っていたエアコンを持っていくと費用がかかります。
- 取り外し
- 取り付け工事
- 移動費用
- エアコンクリーニング
結果的に同じくらいの金額になってしまい「新しく買い替えた方が良かった」と後悔する人が多くいます。
そのような後悔をしないために、引越しのときのエアコンは買い替えるほうが良い理由を紹介します。
まずは、今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら
そもそもエアコンを引越しするべきなのか?
旧住居で使っているエアコンは新居に持って行くものと思い込んでいませんか?
その思い込みのせいで損をしてしまう可能性があります!
特に賃貸に引っ越す場合は、引越し先にエアコンがあるかどうかを確認しておきましょう。
最近の賃貸物件は、すでにエアコンが取り付けられているところも多いからです。
また、新居でのエアコン工事は大家さんの許可なしに行うことは出来ません。
壁に穴をあける必要がありますし、エアコンを取り付けるとボルトの跡も残ります。
引越し先が決まったら、
どの部屋にエアコンがついているのか?
ない場合はエアコンを取り付けても構わないか?
この2点を確認しておいてください。
引越し先にエアコンがあるのであれば、旧住居から持って行く必要はありません。
まだまだ正常に動作するエアコンであれば、無理に取り外さずに、旧住居に置いていった方が喜ばれる可能性があります。
大家さんに相談してみて取り外すように言われなければ、そのまま退去しましょう。
そうすれば、取り外しにかかる費用が節約できます。
エアコンは、旧住居から必ず取り外さなければいけないわけではありませんが、取り外しが必要な場合には費用が掛かります。
取り外しのための費用は1〜2万円程度を見ておきましょう。
処分する場合は、リサイクルのための費用が追加で5000円前後かかります。
製造から5年未満のエアコンの場合は、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があるので、売却も検討するといいでしょう。
処分費用が掛からないうえに、数千円のプラスになる可能性があります。
引越し先にエアコンがないようであれば、買い替えるか、今使っているエアコンを持って行くか検討してください。
古いエアコンは持って行かない方がいい
10年以上前の古い型のエアコンは、省エネタイプではないものが多く、現在発売されているものに比べると電気代が高くなります。
自宅にあるエアコンの製造年数を確認するためには、本体に貼ってあるシールを確認してください。
エアコンの吹き出し口の近く、もしくは横の面に製造年を表すシールが張られています。
「○○年製」という表記があれば、それが製造年数です。
製造年数が消えかかかっていて分からないという場合は、品番をインターネットで検索すれば製造年数が分かります。
「購入してから、まだ8年しかたっていないから大丈夫!」という方も、製造年数を確認してみてください。
購入したのは8年前でも、エアコン自体は8年位以上前に製造されたものだったというケースは多いです。
エアコンは、取り外すだけでもお金がかかります。
旧住居から取り外して、新居に取り付けるだけでも1〜2万円はかかるのが普通です。
それに加えて、
エアコンのガス充填 | 2万円 |
---|---|
取り外した後の穴埋め | 2000円 |
エアコンクリーニング | 6000円 |
引越し先でのパイプ延長や化粧カバーなどの追加料金 | 1〜2万円の追加費用 |
上記が予想されます。
全体的な費用を計算すると、約5〜8万円といったところ。
エアコンを引越しする場合は、基本料金以外の追加料金が発生するものと考えておきましょう。
うっかり1社しか見積もりを取らずに決めてしまい追加料金が発生。
新しいものを購入したほうがよかった・・・。
なんてことにならないように、以下のような一括査定サイトを利用して、複数の業者に査定をしてもらうようにしましょう。
取り外し・取り付け以外にもお金のかかる部分を踏まえたうえでの見積もりをとると安心です。
しかし、あと何年使えるか分からない古いエアコンの引越しのために5〜8万円の予算を使うのは勿体ないと思いませんか?
壊れてしまったら、古いエアコンの取り外し費用、新しいエアコンの本体代、新しいエアコンの取り付け費用が掛かります。
さらに、移設したエアコンはパワーが落ちるという欠点もあります。
古いエアコンは、処分するか売却するかのどちらかで検討してみて下さい。
新しく買う場合にはこれくらいかかる
新しく買う、6畳用のエアコンの場合
本体代 | 約4万円 |
---|---|
取り付け工事費用 | 13000〜20000円 |
パイプ延長 | 1万円程度 |
合計金額は6〜8万円といったところ。
取り付ける場所によってパイプ延長費用が変わるので、見積もりの時に旧住居と新居の間取りを見せておき、追加料金込みの見積もりを出してもらうと安心です。
引越し業者のオプションサービスの中には、追加料金のないパックサービスもあります。
追加料金がかなり高くなりそうなら、パックサービスの利用を検討してみるといいでしょう。
2階にエアコンを設置する場合は、基本料金ではおさまらないケースが多いです。
どれくらい費用が掛かるのか正確な金額が知りたい場合は、現地確認をして見積もりを提示してもらうのがおすすめです。
ただし、現地に来て正確な見積もりを出してもらう場合は、別途出張費用が3000円前後かかるケースが多いのでご注意ください。
ちなみに、エアコン本体だけを買うのであれば、大型の家電量販店よりも、インターネット通販を利用した方が1〜2万円程度安く買えることがあります。
楽天やYahoo!ショッピングのポイントアップ期間を利用して購入すればポイント還元率も大きくなり、ますますお得になりますよ。
エアコンの配送日時も選べるので、新居での取り付け工事の日に合わせて届くようにしておけば、引越しの邪魔になりません。
お目当てのエアコンの機種がある場合は、事前に店舗の価格とネットの販売価格をチェックしておきましょう。
ただし、夏場やお盆の時期、真冬はエアコンの在庫数が少なくなりますから、価格にとらわれ過ぎず早めに購入しておくのがおすすめです。
買ったばかりのエアコンを引越す場合以外は「買い替え」するほうが得
確実に買い替えるべきなのは、10年以上使っている古いエアコンを使用している場合です。
エアコンの平均寿命は10年程度と言われていますから、新居に持って行ったとしてもあと何年使えるか分かりません。
また、10年前の古いエアコンは、パワーが弱く、電気代も高くなります。
ホコリやカビが生えている可能性が高いので、別途クリーニング代金もかかってしまいます。
その点、新しいエアコンであれば電気代が安い上に、10年程度使えるので経済的。
同じような金額を支払うのであれば、買い替えの方がメリットは大きいです。
《例外》1〜2年前に購入したばかりの新しいエアコンを持っている場合
保証期間が5年以上残っているようであれば、新居に持って行ってもいいでしょう。
購入したばかりでないのなら、基本的には買い替える方がお得です。
「まだ使えるのに勿体ない」と思わずに、あと何年快適に使えるかで判断するようにして下さい。
エアコンの年式などによっても購入の有無が異なりますが、一括査定サイトなどを利用して引っ越し代を安く済ませる。
引っ越し代を控えることで、最新のエアコン購入を目指すのも良い方法だとおもいます。
今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら