ベッドの引越し料金はいくら?サイズ別相場と費用を抑える3つのコツ
最終更新:2026年6月21日
「引越し業者にベッドの見積もりを聞いたら、思っていたより全然高くて驚いた」という経験はないでしょうか。
ベッドは家具の中でも特に大型で、解体・組立が必要になるケースもあり、見積もりを取るまで料金がわかりにくい家具です。「ベッドだけ頼めるの?」「解体できないと断られる?」といった疑問もよく聞きます。
ダブルベッド以上になると、解体・組立費用や搬出作業費が加わり、想像以上に高くなることがあります。
ベッドの引越し料金はどう決まる?
- ベッドのサイズ(シングル・ダブル・キングなど)
- 解体・組立が必要かどうか
- 引越し距離(近距離か長距離か)
これに加えて、クレーン作業が必要な場合(窓からの搬出など)は別途費用がかかります。
料金は業者によってかなり差があります。まずは料金の目安を見ていきましょう。
サイズ別・ベッド引越し料金の目安
各競合サイトや業者の公表情報をもとにまとめた、サイズ別の料金目安です。引越し荷物全体の一部として運ぶ場合の参考値です。
| サイズ | 近距離(同市区町村・隣接市) | 長距離(他府県・200km以上) |
|---|---|---|
| シングル(折りたたみ可) | 5,000〜10,000円程度 | 10,000〜20,000円程度 |
| シングル(通常) | 8,000〜15,000円程度 | 15,000〜25,000円程度 |
| セミダブル・ダブル | 15,000〜25,000円程度 | 25,000〜40,000円程度 |
| キング・ワイドキング | 25,000〜40,000円程度 | 40,000〜60,000円程度 |
※上記はベッド単体を引越し全体の荷物に含めた場合の追加費用の目安です。出典:各社公式サイト等をもとに作成
ダブル以上になると料金差が大きくなります。特に長距離引越しでは負担が増えやすいため、事前に見積もりを取っておくと安心です。
解体・組立費用について
木製フレームのベッドなど、解体できるタイプは作業料金が別途かかります。目安として以下の通りです。
- 解体費:2,200〜3,300円程度
- 組立費:3,300〜6,600円程度
解体・組立込みの業者もあります。見積もり時に確認してください。
クレーン作業が必要な場合
ベッドが大きすぎて玄関や階段から搬出できない場合は、窓からクレーンで運び出すことがあります。この場合の追加費用は10,000〜30,000円程度といわれており、状況によってはそれ以上になります。
搬出経路が不安なら事前に相談しましょう。
業者別の料金相場と特徴
ベッド単体で運ぶ場合と、引越し全体の荷物として運ぶ場合では選ぶ業者が変わります。主な選択肢をまとめました。
| 業者 | 料金の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| サカイ引越センター | 20,000円程度〜 | 引越し全体と一緒に依頼できる。大型家具の実績が豊富 |
| ヤマト運輸(らくらく家財宅急便) | シングル16,555円〜、ダブル23,375円〜(東京〜千葉の例) | 単品での配送依頼が可能。全国ネットワークで長距離に対応 |
| 日本通運 | 16,000円〜30,800円程度 | 引越しパックの一部として対応。解体費(2,200円)・組立費(3,300円)は別途 |
| アリさんマークの引越社 | 引越し全体料金に含む形が一般的 | 小〜中型の引越しに対応。単品依頼は応相談 |
| 赤帽 | 4,950円〜(20km以内)、13,750円〜(それ以上) | ベッド単品での依頼に向いている。近距離なら最安に近い選択肢 |
| 混載便(家具便) | 5,000円〜(単品) | 複数の荷主の荷物をまとめて運ぶ形式。日程の融通が利きにくいが安い |
※料金は目安です。距離・サイズ・時期によって変動します。出典:各社公式サイト等をもとに作成
ベッドの引越し費用を抑える3つのコツ
コツ1:一括見積もりで複数社を比較する
同じ条件でも、業者によって料金が数万円単位で違うことは珍しくありません。複数社に見積もりを依頼することが、費用を下げる最も効果的な方法です。一括見積もりサービスを使えば、一度の入力で複数社の比較ができます。
コツ2:繁忙期・週末を避けて予約する
3月・4月の引越しシーズンや、土日祝日は料金が上がりやすい時期です。平日や閑散期に引越しができる場合は、ベッドを含む全体の料金が下がります。
コツ3:解体は自分でできるか確認する
木製スラットフレームなど、解体できるタイプのベッドは自分で分解すると業者の作業費を節約できます。ただし、組立の自信がない場合や、メーカー保証の観点から業者任せにするケースもあります。迷う場合は業者に相談する方が無難です。
ベッドを運ぶか、買い替えるか
「運ぶ費用が高いなら、いっそ買い替えた方がよいのでは?」と考える方も多いと思います。判断の目安として、以下のポイントを参考にしてください。
買い替えを検討してよいケース
- ベッドの購入価格が2〜3万円以下で、引越し料金と同程度になる場合
- フレームや床板に傷みがあり、引越しを機に新調したい場合
- サイズが生活スタイルに合わなくなってきた場合
- 解体できない構造で、クレーンが必要になる場合
たとえば、ニトリのシングルベッド(フレームのみ)なら3〜5万円で購入できます。近距離の運搬費用と比べて差が小さければ、買い替えた方が合理的な場合もあります。
運んだ方がよいケース
- マットレスにこだわりがあり、体に合っている場合(特に高価なもの)
- フレームが頑丈で、まだ長く使える状態の場合
- 新居でも同じサイズが必要な場合
5万円以上の高品質マットレスや思い入れのある家具であれば、輸送費を払っても運ぶ方が合理的です。実際には「フレームだけ買い替えて、マットレスはそのまま使う」という人も少なくありません。
ベッドのみ引越しはできる?知っておきたい注意点
「他の荷物は自分で運んで、ベッドだけ業者に頼みたい」という場合、いくつかの選択肢があります。
引越し業者の単品プラン
ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」や、一部の引越し業者は単品での大型家具配送に対応しています。引越し全体を依頼しない場合でも、ベッドだけ運んでもらうことは可能です。ただし、距離や業者によって対応が異なるため、事前に確認が必要です。
赤帽・軽トラック業者
近距離であれば赤帽や軽トラックを使った業者に頼む方法もあります。費用は抑えられますが、解体・組立のサービスがない場合があるため、自分で対応できるかどうかが前提になります。
解体できないベッドは要注意
解体できないベッドは、玄関や廊下の幅によっては対応できないケースがあります。クレーン対応のプランが必要になる場合もあるため、業者に事前相談しておくとよいでしょう。
よくある質問
- ベッドだけ引越し業者に頼めますか?
- はい、頼めます。ヤマト運輸の「らくらく家財宅急便」や赤帽など、単品配送に対応したサービスがあります。対応エリアや条件は業者によって異なります。
- 解体できないベッドは引越しを断られますか?
- 玄関や廊下の幅によっては搬出できないと判断される場合があります。クレーン作業が必要になるか、運搬不可となるケースもあります。事前に業者へ相談しておくと安心です。
- マットレスだけ運んでもらうことはできますか?
- はい、マットレスはフレームと別に運んでもらえます。梱包や搬出の方法は業者によって異なるため、見積もり時に確認しておくとよいでしょう。
- 引越し繁忙期はベッドの料金も上がりますか?
- はい、上がります。3月・4月や土日は業者全体の料金が高くなる時期で、ベッドのオプション費用も高くなる傾向があります。
- ベッドのサイズが大きすぎて部屋に入るか不安です
- 新居のドア幅・廊下幅・エレベーターサイズを事前に確認しましょう。不安な場合は見積もり時に業者へ相談できます。
まとめ
ベッドの引越し料金は、サイズや距離・業者によって幅があります。大まかな目安は以下の通りです。
- シングル(通常):近距離8,000〜15,000円程度、長距離15,000〜25,000円程度
- ダブル:近距離15,000〜25,000円程度、長距離25,000〜40,000円程度
- 解体・組立費:2,200〜6,600円程度(別途)
- クレーン作業:10,000〜30,000円程度(必要な場合)
費用を抑えるには、複数社への一括見積もり・閑散期・平日への引越し、そして自分で解体できるかの確認が効果的です。
「高い気がする」と感じたら、まず比較してみてください。

