一括見積もりの電話攻撃は、着信拒否とメール対応だけで、1〜2週間ほどで落ち着くことが多いです。
この記事では、すでに電話が来ている人向けの対処法を先に、これから登録を検討している人向けの予防策を後半にまとめています。登録前の方は「事前対策」からご覧ください。
◆ 電話ラッシュをできるだけ減らしたい方へ
現在、主要な一括見積もりサービスは電話番号の入力が必須です。ただし、依頼する業者数を絞る・備考欄に「連絡はメール希望」と書く・対応する時間帯を絞ることで、電話のやりとりの負担は軽くできます。
もう電話が来ている人へ:今すぐできる3つの対処法
1. 電話は無視し続けていい。いつ止まるか
電話に出なくても見積もりはメールで届きます。無理に電話へ出る必要はありません。
いつ止まるかというと、多くの場合1〜2週間程度で落ち着いてきます。引越し業者は「この人は引越し日程が固まっていない」と判断すると、連絡頻度を減らすことが多いようです。
当サイトに届いた体験談(後述のケース2)では「2か月たった今では一切連絡は来ていない」とあります。長くかかるケースもゼロではありませんが、着信拒否+無視で対応できます。
2. 電話を一発で断るセリフ
電話に出てしまった場合、長々と話す必要はありません。以下の一言で十分です。
「まだ引越し先が決まっていないので、確定したらこちらからご連絡します。メールで連絡をいただけますか」
「決まっていない=今すぐ契約する予定がない」と伝えると、話が長引きにくくなります。担当者も無理な勧誘はしたくないので、明確に「今じゃない」と伝えれば追いかけてくることはほぼありません。
3. 着信拒否しても大丈夫か
結論:着信拒否しても見積もりや価格に影響はありません。
着信拒否したからといって「見積もりを高くされる」「対応が悪くなる」ということはありません。見積もり価格は荷物量・距離・時期で決まるものです。
仕事中や忙しい時間帯に電話を受けたくない人には、着信拒否してメールだけでやり取りするという方法もあります。
これから登録する人へ:事前にできる2つの予防策
1. 電話のやりとりを減らす工夫をする
電話のやりとりを完全になくすことはできませんが、工夫しだいで負担は軽くできます。
現在、主要な一括見積もりサービスは電話番号の入力が必須です。「電話番号を入力せずに見積もりを取る」ことはできないと考えておいたほうがよいでしょう。そのうえで、依頼する業者数を絞れるサービスを選べば、かかってくる電話の総量そのものを減らせます。詳しくはFAQ Q7をご覧ください。
「0」を連続で入力して電話番号欄を突破しようとする人もいますが、バリデーションで弾かれて先に進めないサービスがほとんどです。番号は正しく入力したうえで、電話の負担を減らす工夫をするのが現実的です。
電話番号を入力したサービスには電話がかかってくることを前提に、後で紹介する着信拒否などの対策もあわせて使ってください。
備考欄に「連絡はメール希望」と書いておく方法もあります。ただし担当者全員が備考を確認するわけではないため、効果は業者次第で確実ではありません。それでも書いておく分にはマイナスにはなりません。
電話で詳しい話を聞きたくなったら、届いたメールに業者の番号が書いてあるので、こちらからかけ直せばOKです。フリーダイヤルを用意している業者もあります。
2. メールアドレスは用途専用のものを用意する
普段使っているアドレスを登録すると、複数の業者からメールが届き続けます。普段使いのアドレスと分けておくと、受信箱が散らかりません。
Gmailなどで登録専用のアドレスを作っておくのが手軽です。見積もり確認が終わったあとも整理しやすくなります。削除の手間もありません。
実際に電話攻撃を受けた人の体験談
「そんなにひどいの?」と半信半疑の人のために、当サイトに届いた実際の声を紹介します。
ケース1 メールフォルダーが案内メールだらけに・・・
見積もり連絡が届くメールアドレスは、普段使っているものの方が確認しやすいと思って、docomoのメールアドレスを登録しました。
登録してすぐでした。
一括見積もりの送信ボタンを押したのとほぼ同時に、携帯電話のバイブが鳴り出したのです。
画面を開くと、それらは引越し業者からの「登録完了」の案内メール。
あっという間に、たくさんの業者から届いていました。
メールが届くのは1度ではありません。
数日後に
「見積もり内容」
1週間後、数週間後には
「その後、どうなっていますか」
という近況を確認するメール・・・。
定期的に案内メール
1社ならまだしも、それが13社分ですから、メールフォルダーは案内メールだらけ。
携帯電話のメールアドレスは、友達や家族との連絡手段に使用しています。
バイト先からの連絡も届きます。
引越し業者のメールが多すぎるせいで、確認しなければいけないメールを見落としてしまうのです。
いっそのことメールアドレスを変更しようかとも思いましたが、メールアドレス変更は正直面倒。
登録する時に、普段使っているメールアドレスを入力しなければよかったです。
ケース2 時間帯関係なし!鳴り止まない電話攻撃
親戚から、引越しの一括見積もりサービスに登録した時、電話がたくさんかかってきて大変だったという話を聞いたことがあります。
その人は
引越し業者が営業しやすい、土日の日中に登録したのが原因だったのかも・・。
と言っていました。
それを教訓に、私が登録したのは、仕事から帰宅した後の22時。
引越し業者のサービス窓口の営業時間を確認しました。
さすがに22時まで営業しているところはありません。
これなら大丈夫だろうと思い、登録しました。
そして、そのままメイクを落とすために洗面所に向かいました。
メイクを落として戻ってきてスマホを確認すると、着信履歴がズラリ。
スマホを見ると、すでに3社から着信が入っていました。

夜の22時だというのに・・・。
その後、23時になるまで、何度か引越し業者から電話がかかっていました。
正直、怖かったです。
翌日の朝、昨晩は1回も電話に出なかったから、これで電話がかかってくることはないだろうと思っていたら・・・。
9時から再び着信!!
昨日の夜にはかかってこなかった番号からの電話でした。
数えただけでも、5〜7社くらいあったと思います。
前日の営業時間が過ぎていたため、朝一番に連絡してきたのかもしれません。
結局1回も電話に出ることはありませんでしたが、引越し業者による電話は1週間近く続きました。
留守電を入れる業者も多く、録音件数は1日で埋め尽くされます。
仕事にも影響が・・
日中にひっきりなしにかかるので、正直、仕事にも影響が出そうでした。
私の仕事は営業職ですから、時間に関係なく取引先から電話がかかってきます。
引越し業者からの電話のせいで、お客さんからの電話をとれない可能性もあるわけです。
少しでも安く引越しをしようと思って登録しましたが、こんなに電話攻撃がひどいなんて思いませんでした。
2か月たった今では一切連絡は来ていませんが、あの時を思い出すと、今でもうんざりしてしまいます。
よくある質問(FAQ)
Q1: 電話番号を「00000000000」と入力すれば電話は来ない?
おすすめしません。現在、主要な一括見積もりサービスは電話番号が必須で、「0」を連続入力するとバリデーションで弾かれて先に進めないことがほとんどです。仮に通っても、業者から連絡が取れず見積もりが届かない原因になります。電話番号は正しく入力したうえで、依頼する業者数を絞る・着信拒否やメール対応で負担を減らすのが現実的です。
Q2: 電話を無視し続けると見積もりはもらえない?
もらえます。見積もりはメールで届く設計になっています。電話に出なくても見積もり内容には影響しません。
Q3: 電話に出てしまった。今から断るには?
「まだ引越し先が決まっていないので、確定したらこちらからご連絡します」のひと言で大丈夫です。決まったらこちらから連絡します、と伝えておけば相手も引き下がりやすくなります。
Q4: 着信拒否したら業者に嫌われる?見積もりに不利になる?
見積もり価格は荷物量・距離・時期で決まります。着信拒否が価格に影響することはありません。
Q5: 電話はいつ止まる?
多くの場合、1〜2週間程度で落ち着くようです。引越し日程が確定していないとわかると、業者側も連絡頻度を減らすことが多いようです。ケース2の体験談のように2か月かかるケースもありますが、着信拒否をすれば負担を減らしやすくなります。
Q6: 電話で詳しい見積もりを聞きたい時はどうすれば?
届いたメールに業者の電話番号が記載されています。こちらから都合の良い時間にかければ問題ありません。フリーダイヤルを用意している業者も多くあります。交渉したい場合も、都合の良い時間にこちらから連絡できます。
Q7: 電話番号を入力せずに一括見積もりはできますか?
できません。現在、主要な一括見積もりサービスは電話番号の入力が必須で、空欄のままでは申し込みフォームを先に進められません。電話のやりとりを減らしたい場合は、依頼する業者数を絞る・備考欄に「連絡はメール希望」と書く・電話に出られる時間帯を決めておく、といった方法で負担を軽くできます。
◆ 電話のやりとりを減らして引越し費用を比べたい方へ
電話番号の入力は必要ですが、依頼する業者数を絞る・備考欄に「連絡はメール希望」と書くことで、やりとりの負担は軽くできます。届いた見積もりはメールでじっくり比較できます。
参考資料
国民生活センター「引越しサービス」

