
長距離の引越しを、アリさんマークの引越社に頼んだら、いくらかかるのでしょうか。
そして、どのプランを選べば、いちばん安くなるのか。
アリさんの長距離プランは、いま3つに分かれています。名前も、少し変わりました。
昔からある「エコ便」を探してきた方も、まずはここで、今のプランを整理していきましょう。
長距離の引越し料金を、まとめて比べたい方はこちら。
アリさんの長距離プランは3つ
アリさんマークの引越社の長距離プランは、大きく3つです。
- 長距離自社便=すべてアリさんが運ぶ完全チャーター便。日時の融通がききますが、料金は高めです。
- 長距離大型便=作業はアリさん、運送は提携会社。料金と安心のバランス型です。
- 長距離SDGs便=貨物駅の間をJR貨物で運びます。いちばん安いプランです。
下にいくほど、料金は安くなります。そのかわり、到着の日時などの自由度は下がっていきます。
「とにかく安く」ならSDGs便、「日時をきっちり決めたい」なら自社便。この2つが両はしで、大型便がその中間、と覚えておくと分かりやすいです。
(出典:アリさんマークの引越社 公式「長距離のお引越し」)
【最安】長距離SDGs便とは=昔の「エコ便」
3つの中で、いちばん安いのが「長距離SDGs便」です。
この便を探して、「エコ便」という名前で調べてきた方も多いかもしれません。
かつて「エコ便」と呼ばれていた、鉄道を使う長距離プラン。それにあたるのが、今の「長距離SDGs便」です。
(※旧称については各引越し比較サイトの記載によります。呼び方は変わっても、鉄道で長距離を運ぶという仕組みは共通です。)
仕組みは、こうです。旧居から貨物駅までと、貨物駅から新居までは、アリさんのトラックが運びます。そして、いちばん距離の長い駅から駅までを、JR貨物の列車が運びます。
トラックだけで長距離を走ると、高速代も人件費もかさみます。その長い区間を鉄道に任せることで、料金がぐっと下がります。
ここで、多くの人が気になるのが「鉄道で運んで、荷物は大丈夫なのか」という点です。
荷物は、専用のコンテナに積まれて、そのまま列車に載ります。途中で箱を開けたり、積み替えたりはしません。ですから、トラックで運ぶのと、荷物のあつかいは基本的に変わりません。
ただし、デメリットもあります。鉄道はダイヤが決まっているので、到着の日にちを細かく指定しにくいことです。それと、貨物駅から遠い地域だと、駅までのトラック代がかさんで、思ったより安くならないこともあります。
「安いから」だけで飛びつかず、到着日と、自分の住む地域が貨物駅に近いか。この2つを見てから決めると、失敗がありません。
「アリさんのエコ便」を探していたなら、見積もりのときに「長距離SDGs便で」と伝えれば大丈夫です。同じ便のことです。
長距離の料金は、いくらが目安?
では、アリさんの長距離は、いくらが目安なのでしょうか。
先に正直に言うと、アリさんの公式サイトには、料金表がありません。長距離の料金は、距離と荷物量で大きく変わるので、見積もりで出す形をとっています。
それでも目安がないと動けないので、比較サイトの実例を挙げます。
| 距離 | 通常期 | 繁忙期 |
|---|---|---|
| 500kmまで | 8万円前後まで | 22万円台まで |
| 500km以上 | 9万円台から | 24万円台から |
(出典:100円引越しセンター「長距離の引越し費用相場」2025年12月)
コンテナを使った便なら、12フィートのコンテナ1つで、単身9万円台からが目安とされています。
(出典:引越し侍「長距離・県外の引越し費用」)
幅が大きいのは、時期のせいです。2月から4月の引越しシーズンは、通常期の2倍以上に上がることもあります。長距離ほど、この差が金額として大きく響きます。

どのプランが、あなたに向いている?
3つのプランは、「安さ」と「自由度」がシーソーになっています。どちらを取るかで、選ぶプランが決まります。
| プラン | 料金 | 日時の自由度 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 自社便 | 高め | ◎ 柔軟 | 到着日をきっちり決めたい |
| 大型便 | 中 | ○ | 安さと安心のバランス重視 |
| SDGs便 | 安い | △ | とにかく安く運びたい |
(出典:アリさんマークの引越社 公式「長距離のお引越し」)
いちばん安いSDGs便は、鉄道のダイヤに乗せるぶん、到着の日にちを細かく指定しにくくなります。「何日までに着けばいい」と余裕がある人向けです。
逆に、新居に入れる日が決まっていて動かせないなら、自社便のほうが安心です。安さだけで選ぶと、日時が合わずに困ることもあります。
もう少し、具体的に見てみましょう。
たとえば、進学や単身赴任で、入居日が「月末まで」とだけ決まっている人。日にちに幅があるので、いちばん安いSDGs便が向いています。
逆に、賃貸の入居日が1日だけに決まっていて、その日に荷物が要る人。SDGs便で日にちがずれると困るので、自社便で確実に運ぶ方が安心です。
家族での引越しで、荷物が多い場合も、鉄道コンテナに入りきらないことがあります。その場合は、トラックを使う大型便や自社便になります。
つまり、SDGs便が向くのは「単身から少人数で、日にちに余裕がある人」です。ここが、いちばんの節約ポイントになります。
申し込む前に知っておきたい注意点
ひとつ、知っておいてほしいことがあります。
長距離の引越しでは、エリアによって、実際の作業をアリさんの提携会社が担当することがあります。
これは悪いことではありません。全国をカバーするための仕組みです。ただ、引越し先の地域によっては、アリさんの直営ではなく提携会社が来る、ということは頭に入れておきましょう。
見積もりのときに「作業は直営ですか、提携会社ですか」と一言聞いておくと、当日のイメージがつかめます。
それと、エアコンの取り付けやピアノの移動は、長距離プランでもオプションで頼めます。別々に手配する手間が省けるので、必要なら見積もりのときにまとめて相談してみてください。
(出典:アリさんマークの引越社 公式「長距離のお引越し」)
アリさんの長距離を、もっと安くするには
最後に、いちばん大事なことです。
アリさんのSDGs便は、たしかに安いプランです。でも、アリさん1社だけで決めていませんか。
長距離の引越しは、業者によって金額の差が、とても大きく出ます。近距離なら数千円の差でも、長距離だと数万円、ときには10万円以上ちがうこともあります。
距離が長いぶん、比べる効果もいちばん大きいのです。
アリさんのSDGs便が本当にいちばん安いのか。それとも、他社の鉄道便やコンテナ便のほうが安いのか。1回の入力で、まとめて比べられます。
長距離の引越し料金を、複数社でまとめて比べたい方はこちら。
まとめ
アリさんマークの引越社の長距離を、最後にまとめます。
- 長距離プランは3つ(自社便・大型便・SDGs便)
- いちばん安いのはSDGs便=昔の「エコ便」。JR貨物で長い区間を運ぶ
- 料金は距離と時期で大きく変わる。公式は見積もり制
- エリアによっては提携会社が作業する
- 長距離ほど、業者を比べた差が大きい
安く運びたいなら、SDGs便を軸に、他社とも比べてみる。その一手間が、長距離ではいちばん効きます。
※本サイトに掲載している料金・相場は特定時点の参考値です。実際の料金は荷物量・移動距離・時期・作業条件によって変わります。正確な金額は各引越し業者の公式サイトまたは見積もりで必ずご確認ください。
出典・参考リンク
- アリさんマークの引越社 公式「長距離のお引越し」
- 引越し侍「長距離・県外の引越し費用」
- 100円引越しセンター「長距離の引越し費用相場」(2025年12月)

