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ピアノの引越し料金はサイズと距離で決まる|相場と見積もりのコツ

ピアノ

ピアノと一緒に引越しをする時、気になるのが運送にかかる料金です。

 

 

ピアノの引越し料金相場(種類別)

ピアノ3種類(アップライト・グランド・電子)の料金比較イメージ

 

結論から言うと、ピアノの引越し料金は種類によって大きく変わります。近距離での目安は、アップライトピアノで2万〜3.5万円、グランドピアノで5万〜8万円、電子ピアノで1.2万〜3万円です。

 

この目安は、ピアノ運送を専門に扱う業者の公式料金表をもとにしています。アクティブリーズの公式料金表では、アップライトが20,000円〜35,000円、グランドの小中型(C1・C3クラス)が50,000円〜80,000円、電子ピアノが12,000円〜30,000円とされており、距離や搬出入の条件によってこの範囲の中で変動します。

 

東洋ピアノ製造や立明、池田ピアノ運送といった他の専門業者の公式料金を見ても、アップライトは16,500円〜22,000円台、グランドは29,700円〜44,000円台と、拠点によって差はあるものの、おおむね同じ水準に収まっています。

 

グランドピアノについては、「2万円台で運べる」といった案内を見かけることもありますが、専門業者の公式料金を確認する限り、実勢としては5万円〜が目安です。サイズや搬出入の条件によって、それより高くなることも珍しくありません。

 

距離別の費用の違い(近距離・長距離)

ピアノの引越し料金は、距離が伸びるほど高くなります。同一市内・近距離であれば前項の料金感で収まりますが、長距離になると金額は一段上がります。

 

公式情報をもとにした目安では、長距離(東京⇔大阪クラス)のアップライトピアノはおおむね6万〜10万円です。新日本ミュージックの公式案内では、大阪⇒東京のアップライト輸送が76,000円〜とされており、これが長距離の一つの目安になります。

 

グランドピアノの長距離輸送については、同社の公式案内で「グランドはアップライトの約1.6倍が目安」と明記されています。アップライトの料金を基準に、おおよその総額を見積もる際の参考にできます。

 

なお、この倍率は新日本ミュージック1社の公式情報にもとづくものです。業者によって料金体系や倍率は異なるため、実際の依頼時は複数社から見積もりを取ることをおすすめします。

 

専門業者と引越し業者、どちらに頼むべきか

ピアノ運送・専門業者と引越し業者の使い分け

 

ピアノだけを運びたいのか、引越し全体の一部として運びたいのかによって、頼むべき相手は変わってきます。

 

ピアノ単体で運ぶなら、ピアノ運送の専門業者が選びやすい選択肢です。前項までで紹介したように、種類別・距離別の料金が公式サイトで公開されており、単独での運搬を確実にこなしてくれます。

 

引越し全体の一部としてピアノも運びたいなら、引越し業者のオプションに含めるという選択肢もあります。たとえばハート引越センターは、公式サイトに「ピアノ輸送」専用のオプションページを設けており、輸送だけでなく調律・買取り・引取り処分・修理まで専門スタッフが対応すると明記しています。料金は非公開で見積もり時の相談が前提ですが、家財の引越しとあわせて一本化できる点がメリットです。

 

スター引越センターも、公式の「オプションサービス一覧」に「ピアノや自動車など重量物の引越し」という項目があり、専門の輸送業者を手配する旨が案内されています。ただし、ハート引越センターのような専用ページや詳しい説明はなく、項目として挙がっているにとどまります。対応自体はしているものの、案内の厚みという点ではハート引越センターのほうが一歩進んでいる、というのが実態です。

 

このほか大手の引越し会社でもピアノ輸送を扱っている例はありますが、対応方針は会社によって異なるため、依頼前に公式サイトで案内内容を確認しておくと安心です。

 

ピアノ対応の引越し業者・専門業者を見積もりで比較する

 

追加料金が出やすいポイント

ピアノの引越しで見落としがちなのが、基本料金以外にかかる追加料金です。あらかじめ発生しやすいポイントを知っておくと、見積もり時の不安を減らせます。

 

追加料金が出やすいのは、主に次の4つの場面です。

 

1. 2階以上の搬出入(階段)
階段を使っての搬出入は、1階ごとに加算されるのが一般的です。アクティブリーズの公式料金表では、階段1階ごとにアップライトで5,000円〜、グランドの小中型で15,000円〜が加算されるとされています。

 

2. クレーンを使った搬出入
窓や2階以上のベランダからクレーンで搬出入する場合は、別料金がかかります。同じく公式料金表では、アップライトで10,000円〜、グランドの大型では35,000円〜とされています。

 

3. エレベーターが使えないケース
エレベーターがある建物でも、サイズの都合で使えない場合は階段での搬出入となり、上記の階段料金が発生します。事前にエレベーターのサイズを確認しておくと安心です。

 

4. 下見・調律
建物の構造によっては、搬出入経路の事前確認(下見)が必要になることがあります。また、運搬後の調律も別料金になるケースが一般的です。

 

なお、「手吊り」や「解体しての搬出」が必要な特殊なケースについては、専門業者の公式情報でも「見積もり対象」「要相談」とされており、固定の料金は公開されていません。こうした作業が必要になりそうな場合は、高額になりやすいことを踏まえて、早めに個別の見積もりを取ることをおすすめします。

 

ピアノの引越し費用を安く抑えるコツ

ピアノ引越し費用を安く抑えるチェックリスト

 

ここまでの料金相場・追加料金のポイントを踏まえると、ピアノの引越し費用を安く抑える工夫として、次の3点が挙げられます。

 

1. 家財の引越しとあわせて、引越し業者のオプションにまとめる
ピアノだけを単独で専門業者に依頼するのではなく、引越し業者のオプションとしてまとめることで、運搬の手間や費用が一本化できるケースがあります。ハート引越センターのように、ピアノ輸送を専用オプションとして公式に案内している引越し業者であれば、見積もり時に家財とあわせて相談しやすくなります。

 

2. 搬出入経路・階数・エレベーター可否を事前に伝える
追加料金の多くは、階段やクレーンなど搬出入の条件によって発生します。見積もりの段階で経路や階数、エレベーターの有無を正確に伝えておくことで、当日になって想定外の追加料金が発生する事態を防ぎやすくなります。

 

3. 複数社に見積もりを依頼して比較する
ピアノ専門業者・公式にピアノ対応を明記している引越し業者ともに、料金は条件によって幅があり、非公開で個別見積もりが前提になっている業者も少なくありません。1社だけで決めず、複数社の見積もりを比較することで、費用の差が見えてくるケースがあります。

 

費用を抑えられるかどうかはピアノの種類や搬出入の条件によって変わるため、必ず安くなるとは言い切れませんが、上記3点を意識するだけでも見積もり額に差が出やすくなります。

 

ピアノ引越しの見積もりの取り方(チェックリスト)

ここまで見てきた通り、ピアノ専門業者・公式にピアノ対応を明記している引越し業者ともに料金非公開の業者が多く、見積もり比較が前提になります。スムーズに見積もりを取るために、以下の項目を事前に整理しておきましょう。

 

  • ピアノの種類(アップライト・グランド・電子ピアノ)
  • サイズ(型番がわかれば伝えるとスムーズ)
  • 搬出入経路(階段の有無・エレベーターの有無とサイズ)
  • 移動距離(同一市内か、長距離か)
  • 希望日
  • 調律の要否

 

これらを事前にまとめておくと、複数社への問い合わせがスムーズになり、料金や対応スピードの比較もしやすくなります。

 

まずは、今の状態でピアノの引越し費用がいくらかかるのか知りたい場合はこちら