「引越し業者の人に何かお礼を渡したほうがよいのか?」
このように迷っている人も多いと思います。
あくまでお礼なので、絶対に渡さなくてはいけないというものではありません。
しかし、頑張ってくれている人にお礼をしたいと思う人もいるでしょう。
お礼をすると引越し自体の雰囲気が良くなり、前向きな気持ちで取り組むことが出来るのでお互いに良いこともあります。
そこで、引越し業者の人へ感謝の気持ちとして、何をどのタイミングで渡すべきかをまとめました。
まずは、今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら
引越し業者の人に喜ばれるお礼
引越し業者の人のお礼で一番大切なのは、「ありがとう」の一言を添えること。
感謝の言葉と一緒に渡したいお礼の品を4つご紹介します。
飲み物は、作業の休憩などで飲めるので喜ばれます。
コーヒーや炭酸飲料は好き嫌いがあります。
お茶やスポーツ飲料がおすすめです。
缶や紙コップで出すのではなく、500ml程度のペットボトル飲料を選びましょう。
ペットボトルだと引越し時にこぼしたり、ホコリが入ってしまう心配もありません。
自分の好きな時に飲むことができるので喜ばれます。
渡してすぐに食べなければいけないものではなく、小分けされた袋に入っているものを選びましょう。
相場は1人500円~3000円程度。
人数分に分け封筒やぽち袋に入れて渡します。
当日の作業員の数が分からない場合は、ぽち袋を多めに用意しておくと安心です。
「お昼ご飯の足しに使ってください」と、一言添えると受け取ってもらいやすいです。
ただし大手の引越し業者では、会社の経営方針としてお金を受け取ってくれない場合もあります。
無理に渡す必要はないので、お金受け取ってもらえない場合は、他の方法でお礼しましょう。
引越しは汗をかく作業なので自前のタオルを持ってきている人は多いですが、暑い時期にはたくさん汗をかくのでタオルも喜ばれます。
洗濯不要ですぐに使えるタイプのものを選ぶのがおすすめです。
大手引越し業者の中には、「作業前には新しい靴下を用意して履きます!」というところもありますが、そうではない引越し業者もたくさんあります。
また、新しい靴下を作業前に用意していたとしても、雨の日などは靴下が濡れて汚れやすいです。
新居への運び入れ前にお礼として靴下を渡しておけば、履き替えてもらうことも出来ますね。
新居の畳や床が汚れる心配もないので、こちらとしても嬉しいお礼になります。
お礼を渡すタイミング
お礼を渡すタイミングも重要です。
引越し作業の妨げにならないように、渡す物によってタイミングを変えましょう。
引越し業者にはリーダーとなる人がいて、その人が休憩時間を決めます。
飲み物やお菓子は、作業がひと段落したときに渡しましょう。
ただし、引越し作業は現場によって作業にかかる時間がバラバラです。
休憩時間のタイミングが分かりにくい場合
業者の人が車に乗るときに「車の中でよかったら飲んでください(食べてください)」と渡すのが良いでしょう。
お金(現金やクオカード)は、引越しの始まる前に渡すのがおすすめです。
「今日はよろしくお願いします」という言葉に添えて、一人ひとりに渡すことで士気が高まり、通常よりも丁寧に荷物運びを行ってくれるかもしれません!
タオル
作業開始後、引っ越し中盤くらいに渡します。
荷物の運び出しが一段落した頃に渡すと良いでしょう。
靴下
新居に入る前に渡しておきます。
心遣いのあるお礼は引越し作業員の士気を高め、作業をやりやすくします。
「お礼を渡したのだからちゃんと作業して当然!」という態度ではなく、感謝の気持ちを伝える手段としてお礼を活用してくださいね。