初めての一人暮らしではどのくらいの費用がかかるのかを具体的に想像するのは難しいですよね?
一人暮らしにかかる具体的な初期費用を計算するには住むところの家賃から考える必要があります。
部屋を借りる無理のない家賃は手取りの1/3程度。
実際に毎月の収入からある程度の家賃が計算できたら、その家賃を元に最初にかかる初期費用を計算していきましょう。
どんなことにいくらかかるのかということと、無駄な出費を減らすためのコツをお教えします。
これらの項目について、詳しい内容を見ていきましょう。
自宅周辺で新居を探すのであれば歩いて見に行くことも出来ますが、県外など遠方に引っ越す場合は費用が掛かります。
現地に行くまでのガソリン代や公共機関の交通費に加え、遠方の場合は滞在費も必要です。
インターネットでホテルの宿泊予約ができるトリバゴなどでは、当日予約限定のお得なプランや、夜遅くのチェックインで割引してもらえるプランも。
日曜日や月曜日といった宿泊客が少ない曜日を狙って現地の下見に行けば、ホテル代を抑えることができます。
連泊となると体が辛いかもしれませんが、1泊程度なら検討してみてもいいでしょう。
家賃以外に大家さんに支払う初期費用というものがあるので、実際に支払う費用は「家賃の3〜5倍に15,000円をプラスした金額」だと考えておきましょう。
まず、退去時のクリーニング費用等の先払いが家賃の1〜2ヶ月分、万が一家賃が支払えない時のための家賃保証が約1か月分です。
礼金や仲介手数料は不動産業者の儲けになる部分なので、物件によっては必要ないこともあります。
これに加えて、下記がかかります。
賃貸アパートのような集合住宅は、火災時に他の住民に被害が及んだ時を想定して、火災保険の加入を強制されることが多いです。
指定の火災保険に加入するように求められることもありますし、任意の火災保険で良いこともあります。
これらの情報を元に、「家賃6万円」の物件の場合の費用を計算してみましょう。
家賃4.5か月分の費用に火災保険をプラスすればいいので、6万円×4.5ヶ月分+10000円=合計28万円 となります。
距離が長ければ長いほど費用は大きくなります。
まずは、今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら
同じ市区町村で引越す場合は2万円程度で済みますが、県外に引っ越す場合は4〜5万かかるのが普通です。
旧住居から新居までの距離をおおまかに調べておきましょう。
これらを全て合計すると、22万円です。
ちなみに、比較的新しい物件であればエアコンは備え付けのことが多いです。
自分で用意する場合は、エアコン本体と取り付け費用でプラス6万円程度かかります。
総務省が発表した生活費の平均は、38713円です。
自炊メインの人は食費が1万円程度で済むこともありますが、外食が多い人は毎月の食費が5万円近くなることもあります。
あくまでも平均的な生活費ですが、最低でもこれくらいの費用はかかるということを覚えておきましょう。
引越し料金の初期費用は意外と大きなお金がかかります。
抑えられる所はできるだけ抑えて、安く引っ越しするための4つのコツをマスターしましょう!
CMやチラシでよく見る有名な不動産会社は、仲介手数料が高めなので要注意。
手数料を節約しようと思ったら、直接物件の大家さんに連絡するか、インターネットから申し込んで連絡するのがおすすめです。
「最低○年間、物件に住む」という契約が必要なことが多いですが、当分の間引っ越す予定がない人にはおすすめです。
フリーレントを利用する場合は、契約期間がいつまでなのか、違約金はいくらなのかについて調べておきましょう。
礼金は大家さんにお礼として支払うお金なので、0円に越したことはありません。
しかし、敷金は退去時の補修費用やクリーニング費用に充てられるお金なので、必ずしも0円が良いとは限りません。
どんなに綺麗に使っていたとしても、住んでいたのが短期間であったとしても、部屋をクリーニングするための費用はかかります。
それに加え、壁紙の汚れや床の傷を治す場合には修理費用も必要です。
引越し業者の種類や特徴、標準的な金額が分からないという場合は、比較検討の為にインターネットの一括見積サイトを利用してみましょう。
しつこい勧誘が怖いという場合には、電話番号は記載せず、フリーのメールアドレスのみ入力するのがおすすめです。
一人暮らしの引越しの場合には、1万円近い費用を節約することも可能です。
一人暮らしにかかる具体的な初期費用を計算するには住むところの家賃から考える必要があります。
部屋を借りる無理のない家賃は手取りの1/3程度。
例えば、手取りが18万円の人なら、6万円くらいの家賃の所ということになりますね。
どんなことにいくらかかるのかということと、無駄な出費を減らすためのコツをお教えします。
一人暮らしにかかる初期費用の内訳
初期費用は、5項目分けられます。物件を探すときにかかる費用
部屋を借りるときの費用
部屋に引っ越すときの費用
新居の家具・家電購入にかかる費用
生活費
これらの項目について、詳しい内容を見ていきましょう。
物件を探すための費用がかかる
意外と見落としがちなのが、物件を探すための交通費や宿泊費です。
自宅周辺で新居を探すのであれば歩いて見に行くことも出来ますが、県外など遠方に引っ越す場合は費用が掛かります。
現地に行くまでのガソリン代や公共機関の交通費に加え、遠方の場合は滞在費も必要です。
ビジネスホテルだと5000円前後
一般的なホテルだと8000円以上かかります。
一般的なホテルだと8000円以上かかります。
インターネットでホテルの宿泊予約ができるトリバゴなどでは、当日予約限定のお得なプランや、夜遅くのチェックインで割引してもらえるプランも。
日曜日や月曜日といった宿泊客が少ない曜日を狙って現地の下見に行けば、ホテル代を抑えることができます。
その他、カプセルホテルを利用するのもおすすめです。
都心でも3000円台で利用できるところが多く、事前のWEB予約を利用すれば、さらにお得に宿泊することも。
都心でも3000円台で利用できるところが多く、事前のWEB予約を利用すれば、さらにお得に宿泊することも。
連泊となると体が辛いかもしれませんが、1泊程度なら検討してみてもいいでしょう。
部屋を借りるための費用
部屋を借りるために、家賃だけ支払えばいいと思ったら大間違いです。家賃以外に大家さんに支払う初期費用というものがあるので、実際に支払う費用は「家賃の3〜5倍に15,000円をプラスした金額」だと考えておきましょう。
まず、退去時のクリーニング費用等の先払いが家賃の1〜2ヶ月分、万が一家賃が支払えない時のための家賃保証が約1か月分です。
礼金や仲介手数料は不動産業者の儲けになる部分なので、物件によっては必要ないこともあります。
これに加えて、下記がかかります。
年間の火災保険 | 15000円 |
---|---|
家賃の前払いが | 最長2か月分 |
前に住んでいた人の鍵変更代 | 20000円 |
賃貸アパートのような集合住宅は、火災時に他の住民に被害が及んだ時を想定して、火災保険の加入を強制されることが多いです。
指定の火災保険に加入するように求められることもありますし、任意の火災保険で良いこともあります。
これらの情報を元に、「家賃6万円」の物件の場合の費用を計算してみましょう。
<条件>
敷金、礼金 |
1か月 |
---|---|
火災保険 |
10000円 |
仲介手数料 |
なし |
家賃保証 | 1か月 |
家賃前払い | 1.5か月分 |
家賃4.5か月分の費用に火災保険をプラスすればいいので、6万円×4.5ヶ月分+10000円=合計28万円 となります。
引っ越しの費用
引越し業者を利用する場合にかかる費用は2〜5万円と、移動距離によって予算が変わってきます。距離が長ければ長いほど費用は大きくなります。
まずは、今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら
同じ市区町村で引越す場合は2万円程度で済みますが、県外に引っ越す場合は4〜5万かかるのが普通です。
近距離引越しなのか、それとも中距離・長距離引越しなのかによってお得に引越しできる方法が違います。
旧住居から新居までの距離をおおまかに調べておきましょう。
家具家電一式の費用
初めての一人暮らしでは、新居で生活するためのものが揃っていないため、家具や家電を揃える必要があります。- 寝具3万円
- 標準的な家電一式18万円
これらを全て合計すると、22万円です。
ちなみに、比較的新しい物件であればエアコンは備え付けのことが多いです。
自分で用意する場合は、エアコン本体と取り付け費用でプラス6万円程度かかります。
生活にかかる費用
総務省が発表した生活費の平均は、38713円です。
内訳
ガス代 | 3000円 |
---|---|
水道代 | 2500円 |
電気代 | 5200円 |
食費 | 2万〜3万円 |
自炊メインの人は食費が1万円程度で済むこともありますが、外食が多い人は毎月の食費が5万円近くなることもあります。
あくまでも平均的な生活費ですが、最低でもこれくらいの費用はかかるということを覚えておきましょう。
一人暮らしの初期費用を安くするコツ
引越し料金の初期費用は意外と大きなお金がかかります。
抑えられる所はできるだけ抑えて、安く引っ越しするための4つのコツをマスターしましょう!
仲介手数料を安くする
仲介手数料は仲介してくれた業者に払うお金なので、必ずしも必要な費用ではありません。CMやチラシでよく見る有名な不動産会社は、仲介手数料が高めなので要注意。
手数料を節約しようと思ったら、直接物件の大家さんに連絡するか、インターネットから申し込んで連絡するのがおすすめです。
フリーレントを利用
フリーレントに対応した賃貸物件の場合、家賃の1〜3か月相当が無料になる事があります。「最低○年間、物件に住む」という契約が必要なことが多いですが、当分の間引っ越す予定がない人にはおすすめです。
ただし、契約期間満了前に退去してしまうと、違約金を支払わなければいけません。
フリーレントを利用する場合は、契約期間がいつまでなのか、違約金はいくらなのかについて調べておきましょう。
敷金・礼金を安くする
最近は、敷金や礼金が0円という物件も増えています。礼金は大家さんにお礼として支払うお金なので、0円に越したことはありません。
しかし、敷金は退去時の補修費用やクリーニング費用に充てられるお金なので、必ずしも0円が良いとは限りません。
敷金0円の建物を選んだ場合、引越しで建物の契約を解除するときには、部屋を借りた時の状態に回復するためのお金を支払わなくてはいけません。
どんなに綺麗に使っていたとしても、住んでいたのが短期間であったとしても、部屋をクリーニングするための費用はかかります。
それに加え、壁紙の汚れや床の傷を治す場合には修理費用も必要です。
引越し料金を安くする
引越し業者の種類や特徴、標準的な金額が分からないという場合は、比較検討の為にインターネットの一括見積サイトを利用してみましょう。
しつこい勧誘が怖いという場合には、電話番号は記載せず、フリーのメールアドレスのみ入力するのがおすすめです。
また、引越し時期や時間帯、曜日の組み合わせでもカナリお得にすることができます。
一人暮らしの引越しの場合には、1万円近い費用を節約することも可能です。