引っ越しには荷造りや荷物解き、物の整理などたくさんやるべきことがあります。
その荷物の中で最も大きな荷物「車」の輸送をどうするべきかについて頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
引越しが近距離なら自分で運転して運ぶのが一番です。
しかし、引越し先が遠方だったり、自分で運転して運ぶ時間がない人もいます。
そんな時におすすめしたいのが、車の輸送を業者に依頼するという方法です。
具体的にどのようにして依頼するのが良い方法なのかをまとめました。
まずは、今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら
車の輸送サービスを行っている業者
車輸送の依頼は、
引越し業者の提携している車輸送業者を紹介してもらう
自分で車輸送の専門業者を頼む
このどちらかです。
どちらも車の輸送業者に依頼することには変わりありませんが、それぞれにメリット・デメリットが異なります。
引越し業者の提携している車輸送業者を利用する場合
メリット
スケジュールが組みやすいということ。
引越しの日程に合わせて車を輸送してもらうことが出来るので、スケジュール管理に頭を悩ませる必要がありません。
デメリット
輸送にかかるトータル費用が高くなってしまうこと。
引越し業者を経由しているので、仲介手数料がかかってしまいます。
車の輸送を専門としている業者へ依頼する場合
メリット
引越し業者への仲介手数料がないので費用を安く抑えられることです。
デメリット
ただし、引越し業者との提携がないので引越しの日程でスケジュールを組みにくいという点。
引越しの日程と、車の輸送日程を合わせるために、両方の業者に何度も電話をかけなければいけないことも多いです。
引越し日と輸送日のスケジュール管理をする余裕があるのなら、自分で車の輸送業者を探すといいでしょう。
しかし、費用を節約することだけを考えると、引越しまでに時間が足りなくなってしまう可能性があります。
スケジュール管理に時間を割く余裕がないのなら、仲介手数料を支払ってでも引越し業者を経由したほうが断然楽です。
メリットを活かすための依頼順序
引越し業者を経由して輸送業者を紹介してもらう場合、どのような手順で依頼するかが重要です。
3つのステップにそって考えていきましょう!
引越しのスケジュールを組んだら、車の受け渡し日と受取日の日程を決めます。
受け渡し日は、必ず引越し日より前に設定しましょう。
引越し日後になってしまうと、車を受け渡す為だけにホテルなどに宿泊しなければいけません。
とはいえ車がない期間が長いと生活にも支障が出てしまうので、引越し日の前日に車の受け渡しをするといいでしょう。
車移動が基本の生活を送っている場合には、車を輸送してもらっている間は行動範囲が限られてしまいます。
どの期間車がないのかを把握しておき、車がない期間どうするかを決めておくと安心です。
特に、小さい子どもがいる場合には、突然熱が出て病院にかからなければいけないこともあります。
緊急時には、タクシーを利用するなどして対応しましょう。
輸送業者によって料金は違います。
中距離を得意としている業者と長距離を得意としている業者では、見積もり金額にも差が出ます。
まず最初に、引越し業者が紹介してくれる車輸送業者へ見積もりを取ります。
見積金額が多少高くても、希望日付近で輸送可能な業者を確認しておきましょう。
見積もり後、専門業者の料金と比較します。
1社だけではなく、2〜3社の料金と比較するようにしてください。
業者決定時にチェックする必要があるのが「受け渡し日」と「料金」ですが、優先すべきは「受け渡し日」です。
いくら料金が安くても、引越し日と受け渡し日に開きがあると新生活に支障が出てしまいます。
希望日により近い業者を絞り込み、その上でより料金が安い業者に依頼するようにしましょう。
車の輸送にかかる料金
車の輸送にかかる料金は、一律ではありません。
移動距離と、輸送方法によって変化します。
東京からの輸送距離の一例
隣県の埼玉県 | 1万円〜2万円 |
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大阪府まで | 2万円〜5万円 |
沖縄まで輸送 | 最大10万円程度 |
上記の予算が必要です。
輸送方法には、陸送と船の2種類があります。
船を使用するのは離島への引越しが中心で、基本的には陸送で輸送されます。
陸送の方が輸送日に融通が利きますし、費用面でも安価だからです。
ただし、長距離引越しの場合は船を利用した方が安いこともあります。
陸送に比べると輸送日数がかかってしまいますが、長距離引越しで費用を押さえたい時には検討してみましょう。
車の輸送にかかる日数
車の輸送には、ある程度の日数がかかります。
引越し当日に輸送業者に車を受け渡したとしても、荷物と同時に車が到着するとは限りません。
引越しの荷物の到着日=車の到着日ではないという点に注意して下さい。
引越し先が隣県であれば、最短でその日のうち、遅くても翌日には車が届きます。
しかし、輸送距離が長くなると、最長で1週間程度の輸送日数が必要です。
東京から陸送で大阪まで輸送した場合で4日、福岡まで輸送した場合で5日程度は見ておきましょう。
沖縄など船を使って輸送しなければいけない場合には、最長2週間程度かかることもあります。
見積もり時には金額だけではなく、輸送にかかる日数も確認しておきましょう。
ちなみに、陸送の場合は交通状況によって到着が遅れる可能性があります。
予定の輸送日数+1日分、余裕を持って車の受け渡し日を設定しておくと安心です。
まずは、今の状態で引っ越し代がいくらかかるのか知りたい場合はこちら