引越し直前は荷造りや近所へのあいさつ回りで何かと忙しくなりがちです。
引越し前日は最終確認だけで済むように、これから紹介する4つの項目は確実に行うようにしてください。
ご近所への挨拶
旧住居のご近所への挨拶と、新住居のご近所への挨拶品の準備を済ませておきましょう。
旧住居のご近所への挨拶を済ませておく
旧住居の挨拶の時には、挨拶品は必要ありません。
引越し日と、お世話になったことへのお礼を述べるだけで十分です。
賃貸アパートに住んでいて、周囲の部屋の方に迷惑がかかりそうな場合には、引越し時間を伝え「ご迷惑をおかけしますが・・・」と一言添えておくといいでしょう。
特にファミリー引越しの場合は、大型トラックが賃貸アパートの駐車場を占拠することになります。
あまり交流がないからと挨拶をしないままだと、トラブルになることもあります。
インターホン越しでも一言挨拶するようにしましょう。
新住居のご近所への挨拶品を用意しておく
新住居のご近所に挨拶する場合は、挨拶品を一緒に持参します。
もらった時に迷惑にならない洗剤などの消耗品や、形が残らない食べ物が向いています。
遠方からの引越しであれば、地元の特産品なんかも喜ばれますよ。
あまりに高価なものは相手が恐縮してしまうので、500円〜1500円前後を目安に挨拶品を用意しましょう。
また、出来れば挨拶品には「のし」をつけます。
挨拶に伺っても、家族全員の人に会えるわけではありません。
また、受け取った人が名前を忘れてしまうと「あれ、引越してきた人の名前は何だったかしら?」となりがち。
のしは無料でつけてもらえることが多いので、ぜひつけておきましょう。
引越しは挨拶で決まる!基本マナー(時間や範囲)と喜ばれる品物
冷蔵庫は前日にまでに空にしておく
冷蔵庫の中身は、引越し2日前には空にしておきたいところです。
まだまだ残っているし勿体ないからと、前日まで入れっぱなしにするのは絶対にやめましょう!
食べきれないものは思い切って処分
引越し2日前になったら、冷蔵庫に残っているものは思い切って処分しましょう。
冷蔵保存しておかなければいけないものは、常温でおいておくと腐ります!
近場の引越しであればクーラーボックスなどに入れて運搬することもできますが、気温の高い時期は食品が腐敗しやすいのでオススメできません。
引越し前後で体調を崩さないためにも、残ったものは常温で保存したりせずに捨てた方が安心です。
前日は冷蔵庫の水抜きを忘れずに
引越し前日は、水抜きと霜取りの2つを行わなければいけません。
「水抜き」は、製氷機に残った氷や水を捨てることです。
氷が残っている場合は捨てておきましょう。
「霜取り」は、中身を全て空っぽにしたら冷蔵庫の電源を切り、ドアをあけっぱなしにしておきます。
電源コードは、水で濡れないように冷蔵庫の側面にガムテープで固定しておくと安心です。
また、霜が溶けると庫内が水浸しになるので、タオルなどを入れておくといいでしょう。
段ボールや家具の配置図を作っておく
引越し前日までに、新住居の家具の配置図を作っておきましょう。
引越し当日の作業員の人にも分かるように、段ボールを置く位置を書いておくのも忘れずに。
片づけたい場所の傍に段ボールを置いてもらえば、引越し後の荷解き作業の手間が省けます。
荷解きサービスを依頼している場合は配置図をコピーして手渡しておけば、いちいち配置を指示する手間が省けますよ!
配置図をかくのは意外と時間がかかるので、引越しの3〜4日前くらいから取り掛かるといいでしょう。
新居に入れる事があったら搬入前にの写真を撮っておこう
その理由は賃貸トラブルを避けるためです。
引越しの家具が運び込まれる前に、住居時の部屋の状態をチェックして、敷金トラブルを起こさないために「証拠」をデータ化しておく事をお勧めします。
入居時の部屋の状況をチェックしてデータ化を参考にしてください。
引越し当日の手荷物の準備
引越し当日に自分で運ぶ手荷物の準備をしておきましょう。
当日のスケジュールを把握できるもの、お金や貴重品、タオルやティッシュ、簡単な掃除道具を入れておきましょう。
引越し先がホコリで汚れていることも多いので、簡易スリッパを持っていくのも忘れずに。
予め手荷物を準備しておけば、前日は確認作業をするだけで済むので時間の節約になります!
引越し前日に慌てないためにも、2〜3日前には準備しておくようにしましょう。